未経験からプログラマーはやめとけ?向いていない人の特徴と回避策

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こんにちは!こっさんです☀

未経験からプログラマーに転職したいけど、自分に適性があるのか分からないという悩みを持っている方も多くいると思います。

プログラマーという職業は、技術職でありながらコミュニケーション能力も求められ、日々進化する技術に対応しなければなりません。そのため、一定のスキルや適性が必要となります。「プログラマーはやめとけ」と言われる理由や、向いていない人の特徴を知ることで、自分に合ったキャリアパスを考える手助けになります。

つっきー
つっきー

こんな人におすすめの記事です。

  • プログラマーに転職したいけど適性があるか知りたい
  • プログラマーに向いている人の特徴を知りたい
  • 現在プログラマーとして働いているが、向いていないと感じている

「プログラマーはやめとけ」と言われる理由とは?

プログラマーは高い専門性を持ち、自由な働き方ができる一方で、厳しい労働環境や学習負担の大きさがデメリットとして挙げられます。特に未経験者にとっては、現場の実態を知らずに飛び込むことで理想と現実のギャップに悩まされることも少なくありません。

ここでは、プログラマーが「やめとけ」と言われる主な理由を紹介します。

長時間労働は当たり前?

プログラマーの仕事は、納期やバグ修正の影響で残業が発生しやすい業界です。特にブラック企業では、長時間労働が常態化しており、休日出勤や深夜作業が求められることもあります。また、案件によっては急な仕様変更が発生し、計画通りに進まないことも珍しくありません。こうした環境に適応できないと、ストレスが溜まり、体調を崩す可能性も高くなります。

とはいっても、昨今働き方にも変化が見られる業界でもあり、フレックスや在宅ワークに対応している案件も少なくありません。

残業自体を原則しない現場や有休も積極的に取得できる現場もあるので、参画時の面談で平均の残業時間や休日の取得具合を聞くことをおすすめします。また、社内開発は納期の融通が利きやすいという点から、社内開発を行っている会社に入社するというのも一つの手です。

常に新しい技術を学び続ける必要がある

プログラミング業界は技術の進化が早く、数年ごとに新しい言語やフレームワークが登場します。そのため、エンジニアは常に学習を続けなければなりません。独学で学ぶ習慣がない人や、変化に対応するのが苦手な人は、成長の機会を逃しやすく、キャリアが停滞するリスクがあります。

また、自分が持っているスキルの案件に必ず入れるという保証はないため、現場に合わせて常に新しい知識を学び続ける必要があります。

コミュニケーション能力も必要な職業である

プログラマーは黙々とコードを書く職業と思われがちですが、実際にはチーム開発やクライアントとの打ち合わせが欠かせません。意思疎通がうまく取れないと、仕様の認識違いやスケジュールの遅延が発生し、プロジェクトに悪影響を与えます。技術力だけでなく、円滑なコミュニケーションも求められる点が、この仕事の難しさの一つです。

特に、リモートワークの案件だとメンバーたちの作業感が掴みづらく、積極的にコミュニケーションが取れないと遅延にも繋がります。

経験の浅いうちは特に必要な能力であると言えます。

プログラマーに向いていない人の特徴5選

プログラマーに向いているかどうかは、スキルだけでなく性格や適性も大きく影響します。向いていないとされる人の特徴を知ることで、自分がこの仕事に適応できるのか判断しやすくなります。ここでは、プログラマーに向いていないとされる5つの特徴を紹介します。

5つの特徴にあてはまったとしても、諦める必要はありません!対応策も合わせて紹介しているので、是非参考にしてみてください。

コードを書くのが苦手

プログラマーは日常的にコードを書く仕事です。そのため、プログラミングそのものに楽しさを感じられない場合、長期間続けるのは難しいでしょう。「論理的思考が苦手」「エラー修正が面倒」と感じる人は、早い段階でモチベーションを失いやすい傾向にあります。

初めのうちは誰でも常に分からないという不安を抱えていると思います。自信を持ってコードを書けるようになるには、やはり経験に勝るものはありません。経験を積んでひとつずつ積み重ねることで、苦手意識がなくなることもあります。

また、ITエンジニアの仕事はコードを書くプログラミングのみではありません。設計やテストといったフェーズもとても大事な工程になります。コードを書くのが苦痛だったけど、テストや設計に携わったことでシステム全体の理解に繋がり、コードもスラスラ書けるようになる可能性もあります。

問題解決が苦手

プログラムを作る上で、バグやエラーの解決は避けられません。問題が発生した際に、自ら原因を探り、試行錯誤しながら解決する姿勢が求められます。すぐに諦めてしまう人や、指示がないと動けない人は、プログラマーの仕事に適応するのが難しいかもしれません。

経験の浅いうちはテスト工程のフェーズから入ることも多く、バグ調査も合わせて任せられることもあります。知識がまだついていない状況でのバグ調査は、なかなか解決に至ることができずに苦手意識がついてしまうことも。

当然ITの知識が豊富にあればその分引き出しが増え、解決に至るまで時間を要することは少なくなるとは思います。ですが、それと同時に大事なのは業務知識や経験値になります。システム自体の仕様をしっかりと理解し、1つずつ問題解決の数を増やしていくことでエラーの原因がデータ起因かロジック起因なのか、はたまたそれ以外に原因があるのか少しずつなんとなく判別がつくようになっていくものです。

苦手なうちはとにかく設計者や有識者に聞きまくること、そして知識が増えていけばおのずと問題解決の力もついていくはずです。

1つの作業に長時間集中できない人は難しいですか?

プログラマーの仕事は、細かい作業が多く、長時間集中して取り組む必要があります。集中力が続かない人や、すぐに飽きてしまう人は、コーディングのミスが増えたり、開発の効率が悪くなったりするため、向いていないと感じることが多いです。

コーディングの工程は花形のように見える一方で、大型の開発などになれば同じようなコーディングをひたすら繰り返すこともしばしばあります。ロジックを考えるような内容でもなく、ひたすら単純作業をおこなうこともあり退屈と感じてしまう人もいるかもしれません。

集中できていないと同じようなミスを繰り返してしまったり、メンバーとの共通認識が欠けてしまったりしてプロジェクト自体に影響が出てしまうこともあります。

この業界自体に熱が薄い場合は別業界への転職を考えるのももちろん一つの手段ですが、案件を変えてみたり、開発言語を変えてみたりすることで自分の作業ペースに合う現場に出会えることもあります。

指示待ちタイプの人は評価されにくい

プログラマーは、指示された作業をこなすだけではなく、自ら考えてコードを書き、効率の良い方法を模索する能力が求められます。受け身の姿勢では成長が遅く、評価を得にくい職種であるため、主体的に学ぶ姿勢がないと厳しいでしょう。

大規模のプロジェクトだと、少人数のプロジェクトに比べリーダー層が一人ひとりに目を向けることが難しいこともあります。自ら進んで進捗報告や躓いていることを報告することが出来るメンバーがいると管理もしやすく、仮に工数が伸びそうだとしても早めに対策を考えることができます。

こっさんがITの研修を受けている際に講師の方から、上手くいっているときも躓いている時も報連相を意識するということを教えていただきました。

躓いている時は言わずもがなですが、上手くいっている時にも振られているタスクがいつ頃には終わりそうなのか、その他に抱えているタスクはあるかを報告することがとても大事です。この報告があることで、次はどの作業を振ろうか、作業説明の時間をいつ入れるかを考えることができます。

PC・ITにまったく興味がないなら別の道も考えてみよう

プログラマーは、日々新しい技術を学び続ける必要があり、ITへの関心が低いとモチベーションを維持しにくくなります。「なんとなく稼げそうだから」といった理由で目指すと、仕事の厳しさについていけず、早期に挫折してしまう可能性が高いです。

ITの業界は専門性の高い業種であり、努力や気持ちだけでは乗り越えられないこともあります。それが案件や環境が原因なことも中にはありますが、PCを使って仕事をしたり専門的な知識が必要という点に壁があるのであれば別の道を考えるというのも悪いことでは決してありません。

こっさんも警察官として3年半勤務していましたが、楽しい・やりがいがあると感じていた反面、これを定年まで続けるのは少しきついなと思う所がありこの業界にくることを決めました。周りからはもったいない、別の課に行ってみてはと言われましたが、1つの仕事だけで自分の可能性を潰してしまうのはとてももったいないと思ったことを覚えています。

ジョブチェンジをしたからには頑張らないとという気持ちが出てしまうことは当然のことです。ただ、精神を病んだり辛いと思う状態になってまで頑張り続ける必要はありません。別の道を進むこともいいですし、ITの業種の中で自分に合う働き方を探すのも一つの道です。

こっさん
こっさん

1つの業種で生涯働くのもとても凄いことだし、1回しかない人生で色んなことを経験するのもまた良い生き方だなと感じるな!

1つのことが向いていないからといって、全ての仕事が向いていないわけではないから、色んな業種や働き方を模索するのも生き方の一つだね。

向いていなくてもプログラマーとして成功する方法

もし自分がプログラマーに向いていないと感じたとしても、完全に諦める必要はありません。向いていなくても工夫次第で適応できる方法があります。ここでは、プログラマーとして成功するための回避策を紹介します。

自分の得意分野を生かせる範囲を探す

プログラマーには多くの分野があり、バックエンド、フロントエンドなど自分に合った領域を見つけることで仕事を楽しめる可能性があります。苦手な部分を克服するのではなく、得意な分野を伸ばすことが成功の鍵となります。

フロントエンドでは、画面を多く触るため視覚的な要素を作るのが好きな人やCSSやアニメーション、インタラクションの設計に興味がある人に向いています。一方で、バックエンドはデータ処理やロジックを考えてプログラミングするためシステムの裏側を支える技術に興味がある人や効率的なデータベース設計やAPI開発に興味がある人に向いています。

フロントエンド、バックエンドで業務内容は大きく変わるため、得意分野がある人はその分野の案件を探すことで仕事に対するモチベーションの回復に繋がります。自分が現在どちらかの分野の開発を行っていて向いていないかもと感じている方は、逆の分野に挑戦してみることで自分の可能性を広げることができるかもしれません。

スキルの習得方法を工夫して学びやすくする

学習が苦手な場合でも、動画教材やハンズオン形式の講座を活用することで、理解しやすくなります。また、実際に小さなアプリを作ってみるなど、楽しみながら学習する方法を取り入れることも有効です。

また、企業によっては学習媒体を無料で提供していたり、勉強会の開催に積極的なところも多くあります。勉強をしたいけど自発的には難しい、どうしても継続できないという方は、学習しながら働けるという点で会社を探してみるのも一つの方法です。

また、新しい分野や言語のスキルを身につけたいけど、経験0で案件に入ることができるか不安という方は以下の方法があります。

  • 会社のチーム単位で案件に参画できる案件を探す
  • 経験を問わない(教育や教えてくれる環境が整っている)案件を探す
  • 自社開発している企業に転職する

プログラマー以外のIT分野への転職も検討しよう

プログラミングが苦手でも、IT業界にはプロジェクトマネージャーやITコンサルタント、QAエンジニアなどの職種があります。無理にプログラマーを続けるのではなく、自分の適性に合ったキャリアを模索することも大切です。

以下はプログラマー以外のIT職の一例になります。向いている人の特徴やあれば有利な資格についてまとめているため是非参考にしてみてください。

1. ITコンサルタント

特徴
企業のIT戦略を立案し、業務の効率化やシステム導入を支援する仕事。クライアントの課題を分析し、最適なITソリューションを提案する。

向いている人

  • 論理的思考が得意な人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • ビジネスや経営に興味がある人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • ITストラテジスト試験(IPA)
  • PMP(プロジェクトマネジメント)
  • AWS Certified Solutions Architect

2. システムエンジニア(SE)

特徴
システムの設計や要件定義を担当する。プログラミングは行わず、開発の計画や仕様策定を行うことが多い。

向いている人

  • 課題解決が好きな人
  • チームでの作業が得意な人
  • クライアントの要望を的確にまとめられる人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • 基本情報技術者試験(IPA)
  • 応用情報技術者試験(IPA)
  • システムアーキテクト試験(IPA)

3. ネットワークエンジニア

特徴
企業のネットワーク環境の構築や運用・保守を行う仕事。セキュリティ対策も重要な役割の一つ。

向いている人

  • 機械やシステムの仕組みを理解するのが好きな人
  • トラブルシューティングが得意な人
  • 最新のIT技術に興味がある人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • CCNA(Cisco Certified Network Associate)
  • ネットワークスペシャリスト試験(IPA)
  • CompTIA Network+

4. ITサポート / ヘルプデスク

特徴
社内外のITトラブルに対応し、PCやソフトウェアの設定・操作方法をサポートする。エンドユーザーとの直接的なやりとりが多い。

向いている人

  • 人と話すのが好きな人
  • IT初心者にも分かりやすく説明できる人
  • 問題解決が得意な人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • ITパスポート(IPA)
  • MOS(Microsoft Office Specialist)
  • CompTIA A+

5. データアナリスト

特徴
企業のデータを収集・分析し、ビジネスの意思決定をサポートする仕事。統計や機械学習の知識が求められることもある。

向いている人

  • 数字やデータ分析が得意な人
  • 論理的思考力のある人
  • ExcelやSQLの操作ができる人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • 統計検定(日本統計学会)
  • G検定(日本ディープラーニング協会)
  • データ分析実務スキル検定(JDLA)

6. UX/UIデザイナー

特徴
Webサイトやアプリのデザインを担当し、ユーザーが使いやすいインターフェースを設計する仕事。デザインだけでなく、ユーザーの行動分析も重要。

向いている人

  • デザインや美的センスがある人
  • ユーザー視点で考えられる人
  • Adobe XDやFigmaなどのデザインツールを使える人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • 色彩検定(AFT)
  • UX検定(日本UX/UIデザイン協会)
  • HCD(人間中心設計)専門家認定

7. セキュリティエンジニア

特徴
企業の情報システムをサイバー攻撃から守る仕事。脆弱性の診断やセキュリティ対策の強化が主な業務。

向いている人

  • セキュリティに関心がある人
  • 最新のサイバー攻撃手法を学ぶのが好きな人
  • リスク管理能力が高い人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • CISSP(Certified Information Systems Security Professional)
  • 情報処理安全確保支援士(IPA)
  • CEH(Certified Ethical Hacker)

8. ITプロジェクトマネージャー(PM)

特徴
ITシステムやアプリ開発のプロジェクトを管理し、スケジュールや予算を調整する仕事。チームの進捗管理やリスク管理も行う。

向いている人

  • リーダーシップがある人
  • 計画を立てるのが得意な人
  • コミュニケーション能力が高い人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • PMP(Project Management Professional)
  • ITサービスマネージャ試験(IPA)
  • PRINCE2(プロジェクト管理資格)

9. IT営業

特徴
IT製品やサービスを企業に提案・販売する仕事。クライアントの課題をヒアリングし、適切なソリューションを提供する。

向いている人

  • 営業や交渉が得意な人
  • IT知識を活かしてビジネスをしたい人
  • 人と話すのが好きな人

必要な資格(必須ではないが有利)

  • ITパスポート(IPA)
  • 営業士検定(日本営業士会)
  • Salesforce認定資格

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