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在職中に別業種への転職にチャレンジしたい!と考えている人も多くいると思います。終業後や休日の時間を使ってスクールに通ったり、独学で勉強したりと方法は沢山ありますが、職業訓練でのスキルアップを選択する人もいます。
職業訓練は離職中などの就業していない方しか受けることができない公的な訓練になります。ですが、在職中に申し込みを行い、退職後にスムーズに訓練を受講したいと考えている人も中にはいるのではないでしょうか。
結論からいうと、申し込みであれば在職中でも行うことができます。今回は在職中に職業訓練を申し込む際の注意点や手順について、実際の体験談も踏まえながら紹介していきます。

こんな人におすすめの記事です!
- 現在勤めている会社を辞めて職業訓練を受講したい
- 在職中だが別業種への転職を考えている
在職中の方が職業訓練に申し込む際の注意点

職業訓練を受講するには必要なフェーズがあるため、申し込みひとつ取っても数週間の日数が必要になります。在職中に申し込みを行う際は、いくつかの注意点をよく知っておくことが重要です。
こっさんも在職中に職業訓練の申し込みをしましたが、1番注意しておくことは時間、日にちだと感じました。詳しくは以下のとおりです。
在職中に職業訓練は受講できる?
求職者支援訓練に限った話ですと、在職中にを受講することはできません。職業訓練は基本的に就職を目指すことを目的としており、在職中の方は通うことができません。
ただし、いくつか例外的なケースもあります。例えば、就労と見なされない短時間のアルバイトをしている場合や、特定の技術職については在職中でも有料で訓練を受けることができることがあります。しかし、一般的な企業に正社員として勤めている方は、職業訓練に通うためには退職後になります。
在職中の申し込みだったら可能?
退職後に職業訓練の受講を考えている場合、在職中に受講の手続きを進めたいという方も中にはいると思います。職業訓練の申し込みは在職中でも行うことはできますが、以下の事項に注意することが重要です。
ハローワークへの来所
職業訓練を受講するためには、ハローワークに来所することが必要不可欠です。ハローワークは基本的に平日にしか空いていないため、平日にお仕事をしてる方は平日に休みを取って行く必要があります。
また、受講の申し込みをするのにはハローワークからの許可が必要で、複数回ハローワークに行かなければなりません。
退職の目途が立っているか
就業中ではないというのが訓練を受ける条件になっているため、訓練開始日までに必ず退職しておく必要があります。一般的に退職するには2週間前までに会社に対して意思を表示する必要がありますが、企業の規則であったり円満退社を希望するのであれば、それよりも前に報告しておくことが理想です。
面接の際には退職の目途が立っている状態にしておくことが最適であるため、訓練開始日・面接日・退職日を照らし合わせて、余裕を持って退職の意思を伝えることが重要です。
最悪何日前にハローワークに行く必要がある?
訓練のコースは各都道府県ごとの労働局のホームページから確認することができます。求職者支援訓練は、開講月のおよそ2か月前の中旬に公開されるため、公開後にすぐにハローワークに相談に行くことができれば、余裕を持って申し込みをすることができます。
各コースごとに締め切り日が記載されていますが、締め切り日当日での申し込みを行うことは不可能と思ってください。ハローワークへの初回来所を含めて2~3回の来所と、訓練実施機関への申込用紙の提出が必要だからです。
最低でも1週間前までにハローワーク来所するようにしましょう。申し込みにはハローワークの職員が認めた場合という条件もあるので、あまりにもギリギリに申し込みをしてしまうとその時期での申し込みの許可がおりない場合もあります。
とにかくハローワークに相談してみよう!
電話でも構わないため、「ハローワークに相談する」というモーションがとても重要です。締め切りが迫っていても、申し込みを行うためにはどういう動きが必要かを的確に指示してくれる場合があるからです。
ハローワークは全国各地にあるため、場所によっては次の募集にとなる可能性もありますが、相談するに越したことはありません。
主要都市のコース一覧は以下のリンクから飛ぶことができます!
職業訓練校への申し込み手続きと選考試験

職業訓練の申し込みから受講開始までは、複数回ハローワークへ来所したり、訓練機関へ足を運ぶ必要があります。手続きの流れや、受講申込書の提出方法などについては以下のとおりです。
ハローワークでの申し込み手続きの流れ
- 受講したいコースを探す
- 既に受けたいコースがある場合は、ハローワークの初回来所日に担当職員に伝えましょう。
- まだ受けたいコースが決まってない場合も、焦る必要はありません。コース一覧を見て、気になるコースがあれば初回来所日に相談してもいいですし、漠然と感じている不安な点を担当職員に相談することで、解消されたり受けたいコースが見つかることもあります。
- ハローワーク来所1~3回
- ハローワークには2~3回以上来所する必要があります。初回来所日に受けたいコースを相談すれば、職員さんからあと何回来所してくださいと指示されると思うので、指定された通りに来所するようにしましょう。
- 申し込みをするには、ハローワークから「訓練を受講する必要がある」と認めてもらう必要があります。仕事に就くためにスキルアップをしたいという意思を持っているという点が重要となることを念頭に置いておきましょう。
- 受講申込書の提出
- ハローワークから申し込みの許可が下りたら、用紙に必要事項を記載してハローワークと訓練実施機関に申込用紙を提出する必要があります。
- 郵送ではなく直接の提出が必要な場合もあるため、事前に確認して余裕を持って提出できるようにしましょう。
- 職業訓練校の選考試験
- 提出した受講申込書の後、訓練実施機関が選考試験を実施します。面接のみの実施の機関もあれば筆記試験を行っている機関もあるため、面接準備や試験の準備をしておきましょう。
- 合否連絡
- 選考試験の結果は実施機関によって異なるため、面接時にどんな方法で通知が行くのか確認しておきましょう。合格したら職業訓練を受けることができます。
- こっさんの場合は電話で合格の報告があり、訓練を受ける意思があるのかの確認をされた後に合格通知が郵送で届きました。合格通知は訓練開始日の際に必要となる可能性があるため大切に保管しましょう。
見学説明会の参加について
職業訓練は実際の授業風景を見学することができるコースも多く存在します。
ハローワークで職業訓練に申し込む前に、希望している訓練コースの見学に行くことを強くおすすめします。メリットとして以下の点が上げられます。
- ミスマッチを防ぐ
- 同じ訓練の内容のコースの授業風景を見学しておくことで、授業内容や雰囲気などを知ることができ、受講後に想像と違ったというケースを防ぐことに繋がります。
- また、多少のブレはありますが男女比や年齢層も確認することができるため、自分が受講する際のイメージをしやすくすることができます。
- 顔を覚えてもらえる可能性
- 職業訓練の募集時に面接を行う機関がほとんどですが、顔を覚えてもらうことで面接時に有利に働くこともあります。
- 実際に見学に来た、見学先で質問をしてくれた、これだけで就職やスキルアップに対する熱意を感じられるからです。
- 応募の必須条件になることもある
- ハローワークや都道府県によっては、説明会への参加が職業訓練の応募条件となっていることもあります。
- 在職中での応募となると、ハローワークへの来所や見学の時間を割くのにも一苦労だと思います。余裕をもって動けるようにすることが大切です。
在職中でもスキルアップを目指す方法

職業訓練を受講する際の一つの懸念点として、離職しないと受講できないという点があります。つまり、この訓練を受けて転職するぞ!と仕事を辞めても、訓練中に気持ちが変わってしまったということがあり得るということです。
仕事を辞めるということは中々の決断がいることで、興味本位で転職、、とは中々ならないと思います。在職中に学習することができれば、自分に向いているのか知ることができ、気持ちよく次の道に進むことができるはずです。
以下は在職中でもスキルアップを目指す方法です。
オンラインスクールなどの利用
ネイリストや介護のオンライン学習サービスを利用する場合、ほとんどのサービスが研修を兼ねており資格の取得も同時できますよ、といった内容が多いので訓練受講を考えていてスクールに通うのは2度手間になりそうだと感じました。
プログラミングやWebデザインを学ぶコースを受講する場合は、オンラインスクールに通っておくことで訓練の内容がすんなりと入ってくるようになると思います。中には夜の時間を使ったスクールやAIが質問に答えてくれるため、時間に縛られずに学習することができるサービスもあるようです。
こちらの記事でおすすめのプログラミングスクールを紹介しています!
参考書やWebサイトを利用した独学
現在、参考書だけでなく、WebやYouTubeを利用した無料で学習できる媒体がたくさん提供されています。訓練を開始した際の持っている知識の差を埋めるために、これからどんな学習を行うのか程度で構わないので勉強しておくことで、職業訓練で挫折することを防ぐことができます。
スクールに通うには少しハードルが高いと感じている人は、低コストで始められる学習方法から手を付けることがおすすめです。
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