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こんにちは!こっさんです☀
職業訓練は失業者にとって有益な制度ですが、受講中にやめたいと思うこともあると思います。
しかし、職業訓練を途中で辞めてしまうと失業給付金や職業訓練受講給付金などに影響が出る可能性があります。
また、別の訓練を受けたい場合や就職が決まった場合も退校の手続きや注意事項があります。
今回は職業訓練をやめるときの注意点とペナルティ、手続きの流れについて解説します。

こんな人におすすめの記事です!
・職業訓練を辞めたい
・やめる際の手続きを知りたい
・ペナルティの有無や、注意点を知りたい
職業訓練をやめる理由とその影響

職業訓練をやめる理由は人それぞれですが、一般的には以下のようなものが挙げられます。
♦訓練校の雰囲気や講師が苦手
♦別の訓練を受けたい
♦就職が決まった
♦病気や怪我で通えなくなった
♦家庭の事情で通えなくなった
これらの理由で職業訓練を途中でやめる場合、失業給付金や職業訓練受講給付金にどのような影響が出るかは以下の表にまとめました。
理由 | 失業給付金 | 職業訓練受講給付金 |
---|---|---|
訓練内容が自分に合わない | 1ヶ月間の給付制限 | 支給停止 |
訓練校の雰囲気や講師が苦手 | 1ヶ月間の給付制限 | 支給停止 |
別の訓練を受けたい | 1ヶ月間の給付制限 | 支給停止 |
就職が決まった | 支給停止(早期就職手当あり) | 支給停止 |
病気や怪我で通えなくなった | 1ヶ月間の給付制限(医師の診断書あり) | 支給停止 |
家庭の事情で通えなくなった | 1ヶ月間の給付制限(事情により異なる) | 支給停止 |
職業訓練をやめるときの手続き
職業訓練を途中でやめるときは、以下の手順で退校の手続きを行います。
ハローワークに相談する
まずはハローワークに電話か直接行って、退校する理由と希望する退校日を伝えます。
ハローワークでは、退校することによるペナルティやその後の選択肢についてアドバイスしてくれます。
また、失業認定日や活動実績などに関する注意事項も教えてくれます。
訓練校に退所届を提出する
次に、訓練校に退所届を提出します。
退所届には、退校する理由と退校日を記入します。
訓練校では、退校することに対して引き留めや説得をする場合がありますが、自分の意思をしっかり伝えましょう。
退校日に書類にサインする
退校日になったら、訓練校で最終的な手続きを行います。
訓練校では、退校に関する注意事項や今後の就職活動の支援などについて説明してくれます。
また、退所願や取消書などの書類にサインをします。
サインした時点で退校が完了します。
ハローワークに取消書を提出する
退校後、ハローワークに取消書を提出します。
取消書は、訓練校から郵送されるか、自分で受け取りに行くかのどちらかです。
取消書を提出すると、失業給付金や早期就職手当などの手続きができます。
職業訓練をやめるときの注意点とペナルティ

職業訓練を途中でやめるときは、以下の点に注意しましょう。
失業給付金・職業訓練給付金について
職業訓練を辞める際に、上記の手順とおり退校の手続きを取ればペナルティになることはほとんどないはずです。
あるとすれば、給付金を貰う際に自身の情報を偽って申告していた場合などですね。
それ以外に給付金についてペナルティが課せられるケースとしては、
- 無断で職業訓練に行かなくなった
- ハローワーク、訓練校からの連絡に出なかった
といった場合です。
状況によっては、これまで受給した給付金を全て返納するよう言われることもあるようです。
ペナルティを避けるためには、就職が決まった場合や病気などやむを得ない理由がある場合は、ハローワークや訓練校に早めに相談しましょう。
別の訓練を検討
職業訓練をやめると、別の訓練を受けることが難しくなる場合があります。
これは、職業訓練の面接の際に
この人は最後まで訓練を受ける意思があるのか
という所を面接官が見ているからです。
ですので、
なぜ前の訓練を辞めてまでこの訓練を受けたいと思ったのか
今回は最後まで通えると言える根拠は何なのか
を明確にする必要があります。
まとめ

この記事は、職業訓練をやめるときの注意点とペナルティ、手続きの流れについて紹介しました。
職業訓練は自分のスキルアップや再就職に役立つ制度ですが、受講中にやめたいと思うこともあります。
その場合は、失業給付金や職業訓練受講給付金などに影響が出る可能性があるので注意が必要です。
また、別の訓練を受けたい場合や就職が決まった場合も退校の手続きや注意事項があります。
職業訓練を途中でやめる場合は、ハローワークや訓練校に相談してから決めましょう。
ハローワークや訓練校は、自分の状況に応じて最適なアドバイスや支援をしてくれます。
職業訓練をやめるときは自分の将来のことを考えて、慎重に判断しましょう。
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